創業の思い 

私は、札幌商科大学商学部(現在の札幌学院大学)を卒業後、建築資材の販売会社に就職して建築資材の知識を得、その後部門を移動して外断熱工事の施工と管理を経験しているときに、北方型住宅建築の第一人者である室蘭工業大学の鎌田先生の高断熱・高気密住宅の講演を聞き衝撃を受け、高断熱・高気密住宅の建築工法を勉強し、工務店に転職し設計、工事管理、施工を覚えました。

途中、新木造住宅技術研究協議会の設立から加盟して鎌田先生と会い、教えを請う機会も増え、さらに技術と知識を深め現在の会社を創立しました。

私は、大学卒業後建築業界に25年間携わり、流通業界の仕組みや資材価格の不透明さに矛盾を感じ、又、家を建てたいお客様に対して、いかにだまして建築価格を上げようか考えている業界に怒りを覚え、高断熱・高気密を謳い文句にしながら一度も気密測定をしたことがない圧倒的多数の建築業者に対して、チャレンジ精神満開にして、良い家を作りたいと不完全ながらも日夜努力しています。

そして結論として、高性能住宅を低価格で建築する最大の秘訣は、住宅創りが好きで、お客様に喜んでもらうことを最大の価値と感じ、そのために日夜努力をして働く集団を作ることである事がわかりました。

私は昔から物的な贅沢にはあまり興味を持っていませんでしたので、私専用の車もありません。生活できれば良いと思っています。そういう私の元で働く社員たちが少し可哀そうな気もしますが、良い住宅、お客様が喜んでくださる住宅を提供することで、お客様に感謝され必要とされることを感じ、自分が社会の役に立っていると実感できる。それが人生で一番長い時間を過ごす会社における充実した時間のすごし方であると信じております。

建築創造は幸福創造也」を最大の目標と位置づけこれからも頑張って仕事に明け暮れてまいります。

ハートの四つ葉に込めた思い 

私が独立を決意して、以前勤めていた会社を退社したのが平成8年12月でした。
その年が終わり、平成9年の1月1日阿寒町にある実家の居間で、目が覚めてから異様に興奮をしていた事を思い出します。

独立して一人で仕事をこなしていかなければならないことへの不安もあったし、必ず成功しなければ、というプレッシャーもあったし、絶対自分は社会に必要とされている人間だから失敗するわけがない、という変な信念みたいなものもありました。

以前から自分の理想はなんだろう、自分にとっての仕事の目的は何なんだろうと、真剣に悩んでいてその答えがわからずにいましたが、その日もそのことを考えていたのです。
自分が以前勤めていた会社は僕を非常に大事にしてくれていたし、将来は会社を譲るとまで行ってくれていたのですが、なぜやめて独立を決意したのだろうか?

いろんなことを考えていく中で気づいたのが、自分の理想とするものは、「家を建てていただいたお客様とのもっと深いお付き合いをしていきたい」という思いでした。
それがわが社の経営理念として掲げている「建築創造は幸福創造也」という言葉に表されております。

私の年上の友人で、デザイナーの矢野さんに自分の思いを書いた原稿用紙とそれを明文化した経営理念を伝え、会社のシンボルマークを依頼しました。
矢野さんは真剣にその文章を読んでいくつかの案を出してきてくれましたが、いの一番で好きになったのが現在会社のロゴマークとして使用しているハートの四つ葉です。

家を建てる本当の目的は家族の幸福で、僕たちはその家族の幸福作りに貢献しようという思いです。デザイナーの矢野さんは四つ葉の右上のハートを右肩上がりの会社という説明をしてくれましたし、僕も、そう思っていましたが最近では会社ではなくてこのマークこそ実はわが社で家を建ててくれたお客様の家庭の事だと考えております。

そしてその対極にあるハートマークがホーム創建であり、右下と左上のハートマークがわが社とお客様との周りにいる人や会社であると思います。建築に携わるすべての人の心が凝縮されたのがこのハートの四つ葉の意味なんです。