賢く家を建てるために 工務店社長が教える工務店の選び方 

住宅会社を選ぶ…みなさんがもっとも頭を悩ませる部分ではないでしょうか。そこでこのページでは、ホーム創建が考える住宅会社の選択術を簡単に紹介します。

家づくりの始まりはまずは家族会議です。
家を建てようという家族間の同意が必要です。

続いては情報収集。
インターネットで「十勝 新築」「帯広 住宅」「十勝 太陽光発電」となど建築業者のホームページで自分の相性に合いそうなベスト10を選出します。

最後に新聞広告やチラシのチェック。
そしてホームページなどで選んでおいたベスト10の会社の現場見学会に出かけましょう。

ここからが本番です。まずは「担当者を誰にするか?」ですね。
やはり何でも気楽に話しやすい人が一番いいと思います。
担当者の建築知識の量はこの段階ではあまり関係ありません。

それよりも人柄で選んでおいた方が後々得します。
なぜなら、最初のうちは質問がとても重要になるからです。

それぞれの会社のお気に入りの担当者を見つけるのが大切です。
それがきまれば、次はその会社に訪問します。
その時は担当者と約束をしないで突然訪問するのがいいでしょう。

それは、他の人の応対が見られるからです。
会社の姿勢や考え方は、社員教育に現れますので、突然の訪問はその会社を確認するのに最適です。 くれぐれも忘れてならないのは、あなたの家をつくるのは担当者ではなく会社であり、責任をとってくれるのも、クレームに対応してくれるのも会社だということです。

大体この辺まで来ると、ベスト10がベスト5ぐらいに絞られます。

そして、次は資金計画をしてもらうことです。

資金計画で大切なのは、住宅ローンのシミュレーションです。
いくら借りられるかではなく、いくらなら返していけるかで借入金額を考えて、自己資金と合わせて無理のない資金計画をしなければなりません。

私がお客様に言う言葉は「身の丈にあった家づくりでいきましょう」です。
大変失礼な言葉ではありますが、それがお客様と長くお付き合いしてことにつながるからです。

この段階まで来たら自分たちの要望を伝えて建築プラン図と見積もりを提出してもらいます。
仕様もしっかりと確認します。

見積もりは、建物や外構工事がすべて出来上がり、引越ししてすぐに生活が出来るような状態での見積もりをしてもらいます。

暖房はもちろんのこと、カーテンや照明器具、上下水道・電気・ガスなどの屋外から建物内部への引き込や、諸官庁へ支払う諸々の経費まですべて含んだ見積書です。

よく、同じ図面で数社から見積もりを取ると安く出来ると言う人がいますが、見積者の内容や図面をしっかりと読み込むことが出来る人であればリスクは少なくてすむのですが、素人がそれをすると、建ててから大変困ることがあります。

一番の問題は「安値請負」をしていたためにお客様から頭金をいただいたまま倒産してしまうこと。完成してからでも自分の家を建ててくれた建築業者が倒産するとメンテナンス費用はすべて自分もちになりますので、結局高い出費となってしまいます。

二番目の問題は、「手抜き工事」です。安く請け負う→下請けをいじめて安く工事をさせる→手抜きをする場合もありえる。
元請の建築会社が手抜きを指示することはありえないと私は思っていますが、現場監督の工事チェックでも見逃されるようなことはありえるのです。

そして、現実的に多いのが三番目。
工事中の応対が今までとガラッと変わるということです。
今までは、お客様は神様ですというように大切にしてくれていたのが、工事監督に引き継いで工事が始まったとたん工事監督の胸のうちは「利益の出ない工事は監督のオレに責任が負わされる。」「サービス工事なんてとんでもない」「儲からない現場より儲かる現場を優先して監督しよう」と思われてしまうわけです。

脅かすわけではありませんが、人間の心理としてそうなっても仕方がないのです。
ですから、簡単に金額だけで決めるようなまねだけは絶対にしてはいけません。

もう一度言いますが金額で結論を出すことが出来るのは、建築知識が現場監督と同じぐらいにある人だけです。

話を元に戻して、プランと見積書の提示を受けたらどのプランがよいかを優先して検討しましょう。

そして、金額は自分の資金計画と比較して下さい。他社との比較ではありません。
仕様も間取りも違うのですから金額が違っていて当たり前なのです。

次に、迷った時には最後の決め手。建築会社に言います。
お客様「今、工事中の現場は何件で、何処にありますか?」
営業マン「○○○と×××と△△△です」
お客様「それでは工事中の現場の地図をコピーして下さいませんか?近くを通った時でも覗いてみます。」
営業マン「どうぞ。はい、これが現場地図のコピーです」

という感じですべての現場の地図を頂き、実際の現場を確認に出かけます。
自分の目で見るわけです。

そして現場に行ったら次のチェックをして下さい。

1.車を降りて近くへ行き外から工事現場を観察する。
全体の雰囲気を感じ取る。汚れ、足場の具合。資材の整理整頓状況。

2.現場内の職人さんに声をかける。マナーのチェック

3.現場内を窓からでいいので見せていただく。
見せてくれるかどうかと現場内の清掃状況の確認

4.仮設トイレを借りる。
汚れ具合、大切にトイレを使用しているかどうかのチェックと清掃しているかどうか。

実は、建築会社の考え方のすべてが現場に出てきます
現場はお客様の家です。
心が入っているかどうかは現場を見ると一目瞭然です。
そして、そこまでチェックして何処の会社にするかを決めましょう。

何度も書きますが、家は失敗したら毎日失敗を悔やんで暮らさなければならない重大なお買い物です。2000万円のお金で悔やむ生活を買うのか幸せな生活を買うのかは、皆様の勇気ある行動次第です。

家族の笑顔が絶えない、いいマイホームづくりをされることをお祈りします。